2020年5月21日 13時26分
https://news.livedoor.com/article/detail/18293558/
新型コロナウイルス感染症の流行当初から外出自粛を呼びかけてきた東京都医師会の尾崎治夫会長が20日、第1波の収束が
現実になってきたとして「最後のお願い」を投稿した。
尾崎会長の呼びかけ第4弾は「感謝の気持ちと最後のお願い」。
新型コロナウイルスの「第一波の収束が現実になってきた今」だからこそ、第2波への対策のための協力を求めている。
新型コロナウイルスの都内の感染確認者数は、「このところ10名以下」に抑えられている。
尾崎会長は、これにより「宣言解除して、一刻も早い経済回復の流れを加速したい方々の意見」が目立ってきていることについて、
「首都圏を構成する1都3県は、まだまだ安心できない」と説明。
経済は大切であるため我慢できる人だけでもとして、「5月いっぱいのstay home 、もうひと頑張りお願いできないでしょうか?」
と呼びかけている。
今、新型コロナウィルスを「叩けるだけ叩いておけば、第2波の襲来は、確実に遅らせること」ができるという。
この間に、東京都の「病床整備・診断治療の充実など、全力で再構築していきたい」としている。
また、4月6日に発した医療的緊急事態宣言に対し、「想像以上の多くの方が呼びかけに反応していただいた」として、
「深く感謝の意を表したい」「本当に、本当にありがとうございました」とコメント。
さらに、「寝食を忘れて」治療にあたる医療スタッフや、医療体制の構築など進める東京都の小池百合子知事をはじめとする
行政へも感謝をつづっている。