★米住宅着工件数、4月は30.2%減 過去最大の落ち込み
2020年5月20日 / 01:52
https://jp.reuters.com/article/usa-economy-housingstarts-idJPKBN22V2K3
[ワシントン 19日 ロイター] - 米商務省が19日発表した4月の住宅着工件数(季節調整済み)は
年率換算で前月比30.2%減の89万1000戸と、2015年初め以来約5年ぶりの低水準となった。
減少率は1959年の統計開始以来最大。新型コロナウイルス危機によって第2・四半期の米経済成長が
1930年代の大恐慌(グレート・ディプレッション)以降で最大の落ち込みになるとの懸念を強調した。
3月は前月比18.6%減。ロイターがまとめたエコノミスト予想は92万7000戸だった。
4月の前年同月比は29.7%減。全4地域で減少した。
新型コロナの感染拡大を抑制するロックダウン(都市封鎖)措置が3月中旬に導入された際には、
多くの州で住宅建設は必要不可欠なものとされたが、建築資材の供給網の混乱が住宅市場の活動を圧迫しているもよう。
MUFGのチーフエコノミスト、クリス・ラプキー氏は「これは過去2カ月間余りで起きた前例のないリセッション(景気後退)だ。
企業や消費者は方向感を見失い、次に何をすべきかを見極めることが難しくなっている」と述べた。
またウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのシニアエコノミスト、マーク・ビットナー氏は
「雇用や収入の見通しに懸念が生じる中で住宅購入に関心を示し、長期にわたる住宅ローンの支払いにコミットするような消費者はほとんどいない」と語った。
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