政府の布マスク配達が東海地方でも始まったことを受け、不要な人からマスクを集め、高齢者施設などに再配布するプロジェクトを名古屋市の団体が始めた。15日から賛同する市内の薬局、診療所などに回収箱を設置し、直接郵送も受け付ける。
マスク不足が深刻な施設に活用してもらう狙いで、医療・介護事業者などで作る団体「なごや高齢者見守りネットワーク(みま〜も名古屋)」が呼びかけた。「未開封」が条件で、回収箱に入れるか、キョーワ薬局御器所店(名古屋市昭和区川名本町3の77)へ郵送する。6月30日まで。賛同する薬局名などは団体のホームページやフェイスブックで随時掲載する。
団体副代表の池田裕樹さんは「税金を無駄にせず、さらに人と人とのつながりも感じてもらえればうれしい」と話す。【太田敦子】
毎日新聞2020年5月14日 19時02分(最終更新 5月14日 19時21分)
https://mainichi.jp/articles/20200514/k00/00m/040/170000c