富山大学附属病院は14日、感染症指定医療機関への指定を求める要望書を県に提出しました。
新型コロナウイルスの感染者の受け入れ体制をこれまで以上に拡充させるのが狙いです。
14日は富山大学附属病院の林(はやし)篤志(あつし)院長が、石井知事に要望書を手渡しました。
県内の感染症指定医療機関は、県立中央、富山市民、高岡市民、砺波総合、黒部市民の5つで、富山大学付属病院は含まれていませんが、高度な医療設備とスタッフを備えているため、新型コロナウイルスの感染者を受け入れてきました。
しかし、さらなる受け入れには、現状1つの陰圧室を増設する必要があるほか、マスクや防護服などの医療物資の備蓄を拡充する必要があります。
感染症指定医療機関に指定されれば、医療物資が優先的に供給されるほか、医療設備の拡充に国の補助が得られます。
「感染症の治療のリーダーシップをとることも必要ですし、治療ができるというかたちを取るのがよいだろうという考えで、県民の皆さんからもその期待に応えなければという思いは病院の職員みんなが思っていることです」(林院長)
県は今後、国と協議し、富山大学附属病院の指定に向け、前向きに検討する方針です。
http://www.tulip-tv.co.jp/sp/news/detail/20200514182136
新型コロナウイルスの感染者の受け入れ体制をこれまで以上に拡充させるのが狙いです。
14日は富山大学附属病院の林(はやし)篤志(あつし)院長が、石井知事に要望書を手渡しました。
県内の感染症指定医療機関は、県立中央、富山市民、高岡市民、砺波総合、黒部市民の5つで、富山大学付属病院は含まれていませんが、高度な医療設備とスタッフを備えているため、新型コロナウイルスの感染者を受け入れてきました。
しかし、さらなる受け入れには、現状1つの陰圧室を増設する必要があるほか、マスクや防護服などの医療物資の備蓄を拡充する必要があります。
感染症指定医療機関に指定されれば、医療物資が優先的に供給されるほか、医療設備の拡充に国の補助が得られます。
「感染症の治療のリーダーシップをとることも必要ですし、治療ができるというかたちを取るのがよいだろうという考えで、県民の皆さんからもその期待に応えなければという思いは病院の職員みんなが思っていることです」(林院長)
県は今後、国と協議し、富山大学附属病院の指定に向け、前向きに検討する方針です。
http://www.tulip-tv.co.jp/sp/news/detail/20200514182136