FBIと国土安全保障省CISAが共同声明
情報盗まれれば、安全で効果的な治療の選択肢提供脅かされると主張
米連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省は13日、中国政府のために活動しているハッカーが新型コロナウイルスのワクチンと治療に関する貴重な研究の情報を米国の医療・製薬機関や研究所から盗み出そうとしているとの認識を示した。
FBIと同省のサイバーセキュリティー・インフラストラクチャー・セキュリティー庁(CISA)は共同声明で、「これらのセクターを標的とした中国の取り組みは、米国の新型コロナ感染症(COVID19)対応に大きな脅威となる」と警告。「情報が盗まれた場合、安全かつ効果的・効率的な治療の選択肢提供が脅かされる」と指摘した。
ワシントンの中国大使館にコメントを求めたが、すぐに返答は得られなかった。
2020年5月14日 9:27 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-14/QAAHUVDWLU6D01?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=socialflow-organic&utm_content=japan&cmpid%3D=socialflow-twitter-japan