川崎は9日、選手会が中心となり、新型コロナウイルスと最前線で戦う医療従事者への支援として、クラブポンチョ2000着を寄付すると発表した。
医療用防護服の代替品として活用してもらえるように、荒天時の試合観戦などで使用するための「川崎フロンターレ LOGOSポンチョ」を提供。選手自らが選手会からのメッセージカードを同封。川崎市危機管理室を通じて医療施設、クラブと関係性のある市内病院に計2000着が寄付される。
また医療の最前線で戦う医療従事者へ、感謝の思いを伝えるメッセージ動画も配信中。映像は選手がそれぞれ自宅で撮影し、クラブが編集した。公式SNSに加え、東急東横線・武蔵小杉駅前の「小杉ビジョン」などでも放映されている。
選手会長のGK安藤駿介(29)と主将のDF谷口彰悟(28)からのメッセージは以下の通り。
安藤「医療従事者の皆さま、新型コロナウイルスで大変な中、感染した方々や日本のために働いてくださって本当に感謝しています。今回、川崎フロンターレ選手会として、ポンチョを寄付することになりました。僕たちができることは本当に小さくて申し訳なく思っています。数に限りはありますが、上手くご利用いただき、今後に役立てていただけたらと思っています。僕たちフロンターレ選手会は皆さんを応援していますし、本当に尊敬しています。これからもお身体に気を付けて頑張ってください」
谷口「医療従事者の皆さん、いつも最前線で僕たちの命を守るために働いてくださり、ありがとうございます。僕たちフロンターレでは何かできることはないかということで、ポンチョを使用いただけるということを聞き、ぜひと思い、みんなで集めてお送りさせていただきました。
こういったことしかできないですが、これが皆さんの役に立てばうれしいです。まだまだ僕たちにできることがあれば協力させていただけたらと思っています。この状況をみんなで乗り越えていきましょう。
https://hochi.news/articles/20200509-OHT1T50090.html