アルパカ、あるいはラマは、COVID-19の治療法を作るのに役立つかもしれない。
今回の主役は、ベルギーの研究農場に住む約130頭のリャマとアルパカのうちの1頭、ウィンターという名前で、ワシントン・ポスト紙が報じた。 ウィンターは、米国立衛生研究所、テキサス大学オースティン校、ベルギーのゲント大学の研究者によって行われた研究の一部であった。
ウィンターは、治療薬開発の為に、遡ること2016年に抗コロナウイルス活動を開始した。
現在の流行の前にも 、その時点では同じくコロナウイルス系統であるSARSとMERSウイルス非活性体を、抗体獲得の為に投与された 。どちらも現在のパンデミックを引き起こしているウイルスと構造が似ている。
しかし、2016 年には現在猖獗している新型コロナウイルスである、 COVID-19 がなかったし、ウィンターの仕事はより多くの他のプロジェクトだったと、研究者は語った。
『効果が確認された』
新しいコロナウイルスが広まり始めたとき、研究グループは俄然行動を開始した。彼らは、ウィンターの体内から採取した抗SARSナノ検体の2つのコピーをリンクさせた新しい抗体がCOVID-19の原因となる新型コロナウイルスを無害化させることを発見した。
その新しい治療法は現在、ベルギーで動物実験されており、ヒトでの臨床試験が次のステップとなる。
研究者によると、この特定の抗コロナウイルス対策は、ワクチンとしてではなく、すでに感染している人への治療薬として、より効果的であるのだという。
このグループの取り組みは、COVID-19に対抗するワクチンや治療法に関する、数多くの異なる研究プロジェクトの中にあって、一際光彩を放っている。
(JOSEPH WILKINSON)MAY 06, 2020
DAILY回NEWS
https://www.nydailynews.com/coronavirus/ny-coronavirus-llama-treatment-study-20200506-p3gzj7scyjasvpu4uzhsxtxcne-story.html
Winter the llama (not seen in this photo of another llama) could be a coronavirus hero.(ShutterStock)
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