集団感染による爆発的な拡大リスクが指摘される新型コロナウイルスについて、赤十字国際委員会(ICRC、本部・ジュネーブ)が刑務所などの収容施設での対策支援を始めている。世界で最も収容が過密だといわれるフィリピンでの取り組みは、日本のヒントにもなりそうだ。ICRCの矯正医療チームを指揮する森田光義医師(46)に現状を語ってもらった。【聞き手・吉富裕倫】
−−戦場での救護活動で知られるICRCが、なぜ収容施設での新型コロナウイルス対策を支援するのでしょう。
残り1268文字(全文1495文字)
https://mainichi.jp/articles/20200425/k00/00m/040/121000c
フィリピンで赤十字国際委員会(ICRC)の矯正医療チームを指揮する森田光義医師=2020年4月24日撮影、ICRC提供
−−戦場での救護活動で知られるICRCが、なぜ収容施設での新型コロナウイルス対策を支援するのでしょう。
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https://mainichi.jp/articles/20200425/k00/00m/040/121000c
フィリピンで赤十字国際委員会(ICRC)の矯正医療チームを指揮する森田光義医師=2020年4月24日撮影、ICRC提供