兵庫県警は24日、同僚女性につきまとったとして、本部所属の40代男性警部補を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと明らかにした。3月13日付。
県警監察官室によると、警部補は2019年5月〜20年1月、通勤中や勤務中の同僚女性を私用スマートフォンで隠し撮りしたほか、帰宅中の女性を尾行して自宅近くをうろついた。撮影したのは全身の姿で、性的な画像はなかったという。1月に職場で隠し撮りする警部補に別の同僚が気づき、発覚した。女性は被害に気づいていなかった。
県警は、3月に警部補をストーカー規制法違反(つきまとい行為)容疑で神戸地検に書類送検した。警部補は聴取に対し「一方的な好意があった」と話したという。【春増翔太】
毎日新聞2020年4月24日 18時38分(最終更新 4月24日 18時38分)
https://mainichi.jp/articles/20200424/k00/00m/040/179000c