閉店後のスーパーに侵入し食料品を盗んだとして、警視庁目白署は24日、自称東京都新宿区居住の60代男性を窃盗と建造物侵入などの容疑で送検した。男性は日雇い労働をしていたといい、「新型コロナウイルスの影響で仕事がなくなり腹が減っていた」と容疑を認めているという。
同署によると、男性は23日午前2時ごろ、東京都豊島区長崎のスーパーに侵入したとして現行犯逮捕された。
男性は出入り口をドライバーでこじ開けて店内に入ったが、防犯センサーが反応し、駆けつけた同署員に取り押さえられた。所持品のリュックサックには商品のカップ麺や米、キャベツ、酒などが詰め込まれていたという。
スーパーは通常、午前1時までの営業だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で前日の午後10時に閉店していた。【土江洋範】
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