マイナビは23日、「マイナビ2021年卒大学生就職意識調査」を発表した。
同調査は、学生の就職意識や就職活動全体の動向を把握することを目的に、1979年卒から毎年実施しているもので、2021年3月卒業見込みの大学3年生、大学院1年生(昨年12月の調査開始時点)を対象に、3万1000名あまりの有効回答を得た。
学生の就職観は「楽しく働きたい」が35.8%で今年もトップとなったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響からか、3月に回答した学生は、昨年12月から今年2月の回答者に比べ「楽しく働きたい」が減少し、「人のためになる仕事がしたい」が増加した。
大手志向は2001年卒以降過去最高の55.1%となった。特に、関東・関西の国公立大学の学生は約7割が大手志向だった。
企業選択で重視するのは「安定している」「自分のやりたい仕事(職種)ができる」「給料がよい」。男子学生は「安定」と「収入」、女子学生は「自己実現可能な働き方」や「福利厚生の充実」を重視していることが分かった。
教育ニュース 2020.4.24
https://ict-enews.net/2020/04/24mynavi-5/