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福岡を代表する夏の風物詩、博多祇園山笠。
770年以上の歴史を持ちユネスコの無形文化遺産に登録されるなど、言わずと知れた全国屈指の夏祭りです。
その山笠で20日、大きな決断が下されました。
「新型コロナウイルスの影響で、今年度の開催を来年度に持ち越す」。
博多祇園山笠振興会の武田会長は20日行われた総会後、今年の開催の延期を正式に発表しました。
毎年入れ替わる追い山の順番や各流の当番町などは、
そのまま780年目となる来年の夏に移すということです。
延期は、太平洋戦争による中断から再開した1948年以来初めてとなります。
またGW恒例の、博多どんたく港まつりの名物行事で、
先月国の重要無形民俗文化財に指定されたばかりの「博多松囃子」の無期延期も正式に発表されました。