人工多能性幹細胞(iPS細胞)から「ナチュラルキラーT(NKT)細胞」と呼ばれる免疫細胞を作り、頭頸部(けいぶ)がんの患者に移植する医師主導治験を理化学研究所や千葉大のチームが近く国に申請することが19日、分かった。了承されれば6月にも実施する。iPS細胞を使ったがんの治療は国内で初めて。
NKT細胞はがんを攻撃する上に、ほかの免疫細胞の働きを高めるとされるが、血液中にわずかしかない。iPS細胞を使えば、大量のNKT細胞でがんを攻撃できると期待される。
ソース:https://r.nikkei.com/article/DGXMZO58244070Z10C20A4CR8000?n_cid=SNSTW005&s=4