岩手県釜石市で週2回発行する地域紙「復興釜石新聞」は18日付の1面社告で、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の影響を踏まえ、月内の発行を休止すると発表した。5月も発行を計3回に減らし、6月から平常に戻すという。
「臨時休刊のお知らせ」の社告で、「人の流れや行政の動きがほとんどストップ。イベント中止も相次ぎ、地域ニュースだけで紙面構成を維持することが難しくなった」と説明した。
発行元の釜石新聞社によると、配達員に高齢者が多く、感染防止への配慮も休刊の理由の一つ。月1000円の購読料は4月の集金を見送り、5月と合わせて1カ月分とする。
同紙は東日本大震災で廃刊した地域紙「岩手東海新聞」の元社員らが、復興関連の情報やまちの話題を住民にきめ細かく伝えようと2011年6月に創刊。社員10人で毎週水、土曜日にブランケット判4ページ、約5000部を発行する。
川向修一編集長は「地域に密着した情報媒体としてじくじたる思い。新型コロナ関連の記事に特化するにも取材エリアが限られるので通常発行は難しい」と話し、「休刊で経営は苦しくなるが乗り切りたい。5月は状況次第で増ページや発行回数の増加を検討する」との考えを示した。
4/19(日) 13:06配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200419-00000018-khks-bus_all
「臨時休刊のお知らせ」の社告で、「人の流れや行政の動きがほとんどストップ。イベント中止も相次ぎ、地域ニュースだけで紙面構成を維持することが難しくなった」と説明した。
発行元の釜石新聞社によると、配達員に高齢者が多く、感染防止への配慮も休刊の理由の一つ。月1000円の購読料は4月の集金を見送り、5月と合わせて1カ月分とする。
同紙は東日本大震災で廃刊した地域紙「岩手東海新聞」の元社員らが、復興関連の情報やまちの話題を住民にきめ細かく伝えようと2011年6月に創刊。社員10人で毎週水、土曜日にブランケット判4ページ、約5000部を発行する。
川向修一編集長は「地域に密着した情報媒体としてじくじたる思い。新型コロナ関連の記事に特化するにも取材エリアが限られるので通常発行は難しい」と話し、「休刊で経営は苦しくなるが乗り切りたい。5月は状況次第で増ページや発行回数の増加を検討する」との考えを示した。
4/19(日) 13:06配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200419-00000018-khks-bus_all