「緊急事態宣言」の対象地域が全国へと拡大され、初めての週末です。
18日から休業要請が出ている京都の街は、ひっそりと静まり返っています。
【記者リポート】
「京都の繁華街四条通り沿いの多くのお店が営業を自粛し、百貨店もきょうは全館臨時休業となっています。」
緊急事態宣言の「特定警戒都道府県」に指定された京都府では18日から休業要請が行われ、カラオケボックスなどの遊興施設や映画館、パチンコ店などが対象となっています。
【京都市民】
「人少ないと思いました。(ここまで少ないのは)見たことない」
普段は観光客で賑わう嵐山の土産物店では、今月の売り上げが去年の約1割に。
不安はありつつも、18日から店を閉めることを決めました。
【洛楽 細川政裕社長】
「今頑張って、コロナを退散するために経済活動を止めている。収入がない。悔しい思いを抱えて、しんどい思いを抱えて、みんな店を閉めています」
京都府では緊急事態宣言に関するコールセンターを設置し、府民の疑問に対応しています。
【京都府緊急事態宣言コールセンター】
075−414−5907(平日午前9時〜午後6時 18・19日は臨時受付)
【記者リポート】「こちら、奈良公園は週末なのですが、人の姿がひとりも見当たりません。参道沿いのお土産屋さんも臨時休業となっています」
奈良県ではこれまで繁華街に限っていた外出自粛要請を、生活の維持に必要な外出以外は自粛するよう強めました。
休業を要請している施設はありませんが、商店では。
【和菓子店は】
「人通りはかなり少ないです、10分の1もないぐらい。また急に落ちましたね、まだ平日の方が人が歩いてるような感じ」
【休業した飲食店は】
「この状況なので明日も休むかもしれない」
また、法隆寺では23日から5月6日まですべての伽藍の拝観を停止するとしています。
徳島県鳴門市では、渦潮を見下ろすことができる人気の観光施設「渦の道」が18日から臨時休館です。
徳島県内の感染確認は3人に留まっていますが、緊急事態宣言が出されて以降も県外から訪れる観光客が見られ、5月6日までの臨時休館を決めました。
【駐車場のスタッフは】
「(県外から)来られて、『渦の道』が休みなので、帰られた方が2〜3台ありましたね」
鳴門市では渦潮の観光船も運休しています。
4/18(土) 18:34配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200418-18335308-kantelev-l26