高知県四万十市の繁華街にある老舗の喫茶店の店先に、今年もツバメが巣を作った。毎年見られる街角の景色は、新型コロナウイルスで様変わりした。店内での営業を休止した店は屋外でコーヒーを提供する。その前を白いマスクの姿の人が行き交っている。
喫茶店「ウォッチ」は創業46年。大きなスピーカーからジャズが流れ、コーヒーの味とほの暗い落ち着いた雰囲気が人気だ。店主の篠川ひとみさん(57)は春になると、店先の天井の一角が気になる。長さ約30センチ、幅15センチの木の板が置いてある。ツバメ用にと、16年前に他界した父の隆行さんが作った。
巣作りは20年ほど前から。水車で知られる同市安並の水田から巣の材料を集めてくる。隆行さんは「幸福を運んで来る」と喜んだ。親ツバメのいない間に巣がカラスに襲われたことがあった。カラスからヒナを守ろうと木製の台や鉄製の囲いをつけた。翌年、ツバメは飛んで来た。巣を作り、ヒナ5羽が巣立った。以来、毎年やって来る。
続きはソースで
https://www.asahi.com/articles/ASN4K71V8N4GPTLC01J.html
巣から飛び立つツバメ
喫茶店「ウォッチ」は創業46年。大きなスピーカーからジャズが流れ、コーヒーの味とほの暗い落ち着いた雰囲気が人気だ。店主の篠川ひとみさん(57)は春になると、店先の天井の一角が気になる。長さ約30センチ、幅15センチの木の板が置いてある。ツバメ用にと、16年前に他界した父の隆行さんが作った。
巣作りは20年ほど前から。水車で知られる同市安並の水田から巣の材料を集めてくる。隆行さんは「幸福を運んで来る」と喜んだ。親ツバメのいない間に巣がカラスに襲われたことがあった。カラスからヒナを守ろうと木製の台や鉄製の囲いをつけた。翌年、ツバメは飛んで来た。巣を作り、ヒナ5羽が巣立った。以来、毎年やって来る。
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https://www.asahi.com/articles/ASN4K71V8N4GPTLC01J.html
巣から飛び立つツバメ