統一まで111111111年
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日韓両政府が海外からの自国民の帰国に協力して対応している。アフリカや東南アジアからは帰国手段を融通し、両国民を退避させた。懸案である「元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)」訴訟問題の進展がみられない中、自国民保護では共同歩調をとっている。
外務省によると、3月31日にマダガスカルから出国した韓国政府手配のチャーター機に、日本人7人が搭乗した。フィリピンからも今月3日に邦人12人が、ケニアからは6日に邦人約50人が同じく出国した。カメルーンでは日韓が共同でチャーター機を手配し、邦人56人が帰国した。
帰国希望者が少数の地域では単独で帰国手段を確保するのは採算性などで難しく、協力は日韓双方に利点がある。日韓の外交当局は1日に行ったテレビ会議で自国民帰還での連携を確認しており、今後も続けていく方針だ。
2020/04/11 19:10
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200411-OYT1T50234/