https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-13/Q8Q1HJT0AFBD01
ソフトバンクG、前期純損失7500億円−ファンド1.8兆円損失
日向貴彦、古川有希
2020年4月13日 19:15 JST
更新日時 2020年4月13日 19:39 JST
ソフトバンクグループは13日、前期(2020年3月期)の純損益が7500億円の赤字(前の期は1兆4112億円の黒字)となる見通しと発表した。市場環境の悪化でビジョンファンドの投資先の価値が減少した。
営業損益は1兆3500億円の赤字(同2兆3539億円の黒字)。ビジョン・ファンドで約1兆8000億円の投資損失だったほか、米ウィーワークやワンウェブなどファンド以外の投資先でも8000億円の営業外損失を計上する。
新型コロナウイルスの影響を受けた世界的な株安で、ソフトバンクGの投資事業は苦境に追い込まれていた。株価の下落を受け、孫正義社長は最大4兆5000億円の資産売却や2兆円の自己株取得を発表していた。