0001首都圏の虎 ★
2020/04/12(日) 07:12:12.17ID:kRBquZrl9● 地方への「疎開」は 今は避けるべきだ
東京・大阪・福岡など7都府県を対象に「緊急事態宣言」が出されたので、一時的に地方に移住、つまり、「疎開」する方がいいのではないか、と考える人も少なくないようだ。
この考えには一定の合理性があり、実は私も一時期そう考えたことがある。確かに、自分が感染してないということを前提にすれば、これは正しい。
実際に、在宅勤務も進んできており、特に、地方に実家などがある人や金銭的にある程度の余裕がある人がこの発想を持つであろう。
しかし、今回の新型コロナウイルスに関していえば、かなり注意を要する。はっきり言って、現在のタイミングでは極力、避けるべきであろう。
その理由は、新型コロナウイルスは非常に厄介な点があり、感染しても無症状の人もいる。つまり「自分が感染しているか、どうかがわからない」からである。
もっとも、今、あえて市中を出歩いている人は、単なるリスクテイカーではなく、一定の根拠をもって「疎開」を考えている50〜60代が多いといわれる。
例えば、その根拠は下記のようなものである。
(1)毎年インフルエンザで万単位の人が死んでいるのに、それほど死者の出ていない新型コロナで大騒ぎしすぎだ。
(2)BCGを接種している国は症状が軽いので、日本も欧米のように大量の死者が出るわけがない。ロックダウンはもちろん、外出自粛など必要ない。
(3)外出を自粛して経済活動をストップさせたら、つぶれる店や企業が大量に出て、失業や収入源でコロナよりも死者が増える。
(Yahooのコメント欄などから)
今回は一つひとつに詳細に反論する場ではないが、(2)はまだ根拠が明確ではないし、(3)は状況に応じてどう判断し、どういう考え方を持つかという問題であろう。
そこで、主に(1)について考えたい。
一見この考えは合理的で、同じことが地方移住や疎開についてもいえる。しかし冷静に考えると、これはかなり危険だ。
一つには、単純に感染者数だけで、大都市と地方を比較することはできないということだ。確かに東京や大阪の感染者数は多いが、人口10万人当たりでみると、異なった状況が見えてくる。例えば、4月6日のNHKニュースなどによれば、福井県は人口10万人あたりの数が全国で最も多くなっているという。
これは、母集団になるその地域の人口が少なければ、1つの感染がクラスター化したときの影響が大きいということを示す。
もっと危険なことは、万が一自分が感染してしまった時だ。さらに、ほかの場所で自分が他人にうつし、クラスター化する可能性もあることだ。
全文はソース元で
4/12(日) 6:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200412-00234430-diamond-soci