アップルとグーグルは、新型コロナウイルスに感染している人に接近したユーザーにスマートフォンが警告する技術で手を組んだ。異例の提携により、世界人口の3分の1を占める「iPhone(アイフォーン)」とアンドロイド携帯電話のユーザーが、追跡の対象となり得る。
両社の発表によると、この技術は感染者と接触したユーザーにスマートフォンが自己隔離を勧める仕組みで、コンタクトトレーシングと呼ばれる。検査で陽性と診断されたユーザーは、そのデータをアプリに入力すると、過去数日間に接近した他のユーザーに通知が送られる。この期間は14日間に設定することも可能だが、それは公衆衛生当局が決める。
数十億人ものユーザーの位置が常に把握され、健康に関する個人情報が共有されるという問題もある。アップルとグーグルは10日、ユーザーのプライバシーは守られると強調した。ユーザーは位置情報の提供を拒否することができる。また誰が感染者なのか、どこで接触したかは通知されない。アップルとグーグルはこのデータにアクセスできなくなっており、必要となればシステムごと機能を停止することが可能だという。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-10/Q8L0VJT1UM1101?srnd=cojp-v2
2020年4月11日 4:10 JST
両社の発表によると、この技術は感染者と接触したユーザーにスマートフォンが自己隔離を勧める仕組みで、コンタクトトレーシングと呼ばれる。検査で陽性と診断されたユーザーは、そのデータをアプリに入力すると、過去数日間に接近した他のユーザーに通知が送られる。この期間は14日間に設定することも可能だが、それは公衆衛生当局が決める。
数十億人ものユーザーの位置が常に把握され、健康に関する個人情報が共有されるという問題もある。アップルとグーグルは10日、ユーザーのプライバシーは守られると強調した。ユーザーは位置情報の提供を拒否することができる。また誰が感染者なのか、どこで接触したかは通知されない。アップルとグーグルはこのデータにアクセスできなくなっており、必要となればシステムごと機能を停止することが可能だという。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-10/Q8L0VJT1UM1101?srnd=cojp-v2
2020年4月11日 4:10 JST