塩尻市の信州介護福祉専門学校で学んだフィリピン出身の女性二人が、日本の介護福祉士国家試験に合格した。非漢字圏の国出身の留学生の合格は珍しく、八日に市役所を訪れ、小口利幸市長に報告した。
合格したのはエストリージョ・ラブリーさん(27)とモレノ・マリー・ステラさん(33)。四年前、留学生の就労支援を目的とする社会福祉法人平成会(同市)の留学プログラムの一期生として来日した。
日本語学校で二年間、語学を学んでから同校に入学。介護施設でアルバイトをしながら日本の福祉制度などを学び、今年一、三月に実施された試験に合格した。四月から市内や諏訪市の介護施設で勤務している。
ラブリーさんは「介護の仕事を頑張りながら、もっと日本語能力を高めたい」。ステラさんは「介護技術を身に付け、母国に高齢者向けの施設をつくりたい」と目標を語った。
小口市長は「これからも頑張ってください。後輩が県内の福祉を支える貴重な人材になってくれることも期待します」と語った。
2020年4月9日
https://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20200409/CK2020040902000049.html
合格したのはエストリージョ・ラブリーさん(27)とモレノ・マリー・ステラさん(33)。四年前、留学生の就労支援を目的とする社会福祉法人平成会(同市)の留学プログラムの一期生として来日した。
日本語学校で二年間、語学を学んでから同校に入学。介護施設でアルバイトをしながら日本の福祉制度などを学び、今年一、三月に実施された試験に合格した。四月から市内や諏訪市の介護施設で勤務している。
ラブリーさんは「介護の仕事を頑張りながら、もっと日本語能力を高めたい」。ステラさんは「介護技術を身に付け、母国に高齢者向けの施設をつくりたい」と目標を語った。
小口市長は「これからも頑張ってください。後輩が県内の福祉を支える貴重な人材になってくれることも期待します」と語った。
2020年4月9日
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