栄研化学は4月10日、Loopamp新型コロナウイルス 2019(SARS-CoV-2)検出試薬キットを発売する。同社が販売するリアルタイム濁度測定装置 LoopampEXIAを用いることで、35分で新型コロナウイルスが検出できる。3月31日付で承認を取得していた。
キットでは、独自の遺伝子増幅技術であるLAMP法の特徴を活かし、鼻咽頭拭い液や喀痰によって抽出したRNAからウイルスを検出する。同社によるとLAMP法では、2 本鎖DNAや6つの領域を認識する4つのプライマー、鎖置換型DNA polymerase、基質などを同一容器に入れ、一定温度(65 ℃付近)下で、増幅から検出までを 1 ステップで行うことができる。増幅効率が高く、DNAを15分〜1時間程度で109〜1010倍に増幅することができるほか、高い特異性をもつため、目的とするDNA配列の有無を増幅産物の有無で判定することができるという。鋳型が RNA の場合でも、逆転写酵素を添加し、DNA と同様に増幅が可能だとしている。
公開日時 2020/04/10 04:50
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=69093
キットでは、独自の遺伝子増幅技術であるLAMP法の特徴を活かし、鼻咽頭拭い液や喀痰によって抽出したRNAからウイルスを検出する。同社によるとLAMP法では、2 本鎖DNAや6つの領域を認識する4つのプライマー、鎖置換型DNA polymerase、基質などを同一容器に入れ、一定温度(65 ℃付近)下で、増幅から検出までを 1 ステップで行うことができる。増幅効率が高く、DNAを15分〜1時間程度で109〜1010倍に増幅することができるほか、高い特異性をもつため、目的とするDNA配列の有無を増幅産物の有無で判定することができるという。鋳型が RNA の場合でも、逆転写酵素を添加し、DNA と同様に増幅が可能だとしている。
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