庶民信仰の寺として多くの参拝者が訪れる四天王寺(大阪市天王寺区)は7日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため10日から全てのお堂を閉めると発表した。期間は未定。境内には入れるが、金堂の拝観やお堂での先祖供養などの申し込みはできなくなる。同寺は「少なくとも戦後では初めての事態」としている。
同寺は3月以降、密閉空間となる五重塔や休憩所などを閉鎖し、六時礼讃(ろくじらいさん)堂などでの供養の参拝も堂外からに限るなど対策を進めていた。今回、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を受け、より強い対策が必要と判断した。
8、9両日は拝観時間を午前10時〜午後3時に短縮して受け付ける。10日以降も僧侶による法要や供養は続け、先祖供養などの申し込みも郵送では受け付ける。
同寺参詣課の河邊啓法(けいほう)さん(35)は「多くの方がお参りされるお寺だけに、危険性も高いと判断した。日々の散策を楽しまれる方も多く、お堂を閉めた状態でお迎えするのは申し訳ない気持ちもあるが、ご理解いただきたい」と話した。【花澤茂人】
4/7(火) 17:40配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200407-00000059-mai-soci
同寺は3月以降、密閉空間となる五重塔や休憩所などを閉鎖し、六時礼讃(ろくじらいさん)堂などでの供養の参拝も堂外からに限るなど対策を進めていた。今回、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を受け、より強い対策が必要と判断した。
8、9両日は拝観時間を午前10時〜午後3時に短縮して受け付ける。10日以降も僧侶による法要や供養は続け、先祖供養などの申し込みも郵送では受け付ける。
同寺参詣課の河邊啓法(けいほう)さん(35)は「多くの方がお参りされるお寺だけに、危険性も高いと判断した。日々の散策を楽しまれる方も多く、お堂を閉めた状態でお迎えするのは申し訳ない気持ちもあるが、ご理解いただきたい」と話した。【花澤茂人】
4/7(火) 17:40配信
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