拾った他人の携帯電話を横領した男に対して、拾った場所に戻すよう指示し、事件を隠蔽したとして千葉県警は6日、行徳警察署の男性警部補ら3人を懲戒処分にしました。
減給3か月の懲戒処分になったのは、行徳警察署地域課に勤務する39歳の男性警部補です。
県警によりますと、男性警部補はおととし11月、市川市内で他人の自転車に乗っていた40代の男を摘発した際に、男が持っていたスマートフォンが拾ったものと分かったにもかかわらず、事件として処理せずに、落ちていた場所に戻すよう男に指示したということです。去年男が別の事件で検挙された際、調べに対し「『戻しておけよ』と言われて戻した」と話したため、警部補の対応が発覚しました。
警部補は、「処理に時間がかかるので深く考えずにやってしまった」と話しているということです。
また、警部補の行為を目の前で確認しながら止めなかったとして、同じく行徳署の41歳の男性巡査部長が本部長注意に、34歳の男性巡査長が所属長注意となりました。
県警は6日、警部補ら3人を犯人隠避と証拠隠滅の疑いで書類送検していて、県警の山崎賢二首席監察官は、「警察に課せられた基本的な職務を怠った事案であり、誠に遺憾で深くお詫び申し上げます」とコメントしています
4/7(火) 12:11配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200407-00010003-chibatelev-l12
減給3か月の懲戒処分になったのは、行徳警察署地域課に勤務する39歳の男性警部補です。
県警によりますと、男性警部補はおととし11月、市川市内で他人の自転車に乗っていた40代の男を摘発した際に、男が持っていたスマートフォンが拾ったものと分かったにもかかわらず、事件として処理せずに、落ちていた場所に戻すよう男に指示したということです。去年男が別の事件で検挙された際、調べに対し「『戻しておけよ』と言われて戻した」と話したため、警部補の対応が発覚しました。
警部補は、「処理に時間がかかるので深く考えずにやってしまった」と話しているということです。
また、警部補の行為を目の前で確認しながら止めなかったとして、同じく行徳署の41歳の男性巡査部長が本部長注意に、34歳の男性巡査長が所属長注意となりました。
県警は6日、警部補ら3人を犯人隠避と証拠隠滅の疑いで書類送検していて、県警の山崎賢二首席監察官は、「警察に課せられた基本的な職務を怠った事案であり、誠に遺憾で深くお詫び申し上げます」とコメントしています
4/7(火) 12:11配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200407-00010003-chibatelev-l12