オークツリー・キャピタル・グループの共同創業者、ハワード・マークス氏は、資産価格の下落がさらに拡大すると予想し、最近数日の相場回復は、新型コロナウイルスの影響がどの程度悪化する可能性があるかを織り込んでいないと指摘した。
同氏は3月31日のリポートで、「資産価格は3月27日の時点で楽観的なケースをかなり織り込んでいたが、事態が悪化する余地は十分に織り込んでいなかった。最も重要なことは状況に対応し、下落の機会を捉える準備を整えておくことだ」と主張した。
同氏は「感染者と死者数の増加、医療システムが対応できないような負荷、大量の失業、広範な企業の損失とデフォルト(債務不履行)の増大」を含む悲観的なケースを挙げ、「これらが現実になれば投資家は先週の楽観から3月にそれまで優勢だった悲観へと転じるだろう」と予想した。
2020年4月1日 16:18 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-01/Q8373PT0AFB401
同氏は3月31日のリポートで、「資産価格は3月27日の時点で楽観的なケースをかなり織り込んでいたが、事態が悪化する余地は十分に織り込んでいなかった。最も重要なことは状況に対応し、下落の機会を捉える準備を整えておくことだ」と主張した。
同氏は「感染者と死者数の増加、医療システムが対応できないような負荷、大量の失業、広範な企業の損失とデフォルト(債務不履行)の増大」を含む悲観的なケースを挙げ、「これらが現実になれば投資家は先週の楽観から3月にそれまで優勢だった悲観へと転じるだろう」と予想した。
2020年4月1日 16:18 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-01/Q8373PT0AFB401