イラン南西部フーゼスタン州アーバーダーン医科大学のサルマーンザーデ学部長は、新型コロナウイルスの感染患者の治療と、このウイルス感染による死亡の阻止に関する研究で、同大学感染研究チームが成果を挙げたことを発表しました。
サルマーンザーデ学長は25日水曜、「アーバーダーン市のアヤトラ・ターレガーニー病院ICU(集中治療室)に入院中の新型コロナウイルスに感染した重症患者への抗ウイルス薬の効果を調査したところ、これらの患者の治療に効果があり、入院期間も短縮されたことが分かった」と語りました。
アーバーダーン医科大学の教育研究学部副学部長で同学部の感染研究チームの責任者であるモバーラク副学部長は、「イラン、フーゼスターン州そしてアーバーダーン医科大学が管轄している地域で新型コロナウイルスが蔓延した時点以来、この大学の研究チームは患者の臨床症状のより早い改善を助ける薬物の使用を決定した」と語りました。
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