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都内の外出自粛要請 小売店・飲食店・宅配業者などの対応は
東京都などの外出自粛の要請を受けて、東京・渋谷のファッションビルがこの土日を休館とするほか、一部の外食チェーンが都内の店舗の週末の営業時間短縮を決めました。一方、食品などを扱うスーパーやコンビニは、原則として営業を続けることにしています。
このうち、東京・渋谷にある若者向けのファッションビル、「SHIBUYA109」は、東京都の外出の自粛要請を受けて今月28日と29日は休館とすることを決めました。
またファミリーレストラン最大手の「すかいらーくホールディングス」は、都内で深夜営業を行う「ジョナサン」と「ガスト」など合わせて275の店舗でこの週末、営業時間を短縮し、すべて午前0時に閉店します。
一方、スーパーのうち東京、神奈川、埼玉、千葉に店舗があるサミットはこの週末も営業を続けますが今月28日と29日の2日間は午後10時半以降に閉店する107の店舗について営業時間を午後10時に短縮します。
イオンは都内で16店舗を展開している総合スーパーについて、原則としてすべての店舗で通常どおり営業する予定です。
イトーヨーカ堂は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、すでに都内の一部の店舗ではフロアによって、営業時間を短縮していますが、この週末も営業は続ける予定です。
大手コンビニは原則として都内の店舗も、通常どおり営業するとしていますが、従業員が出勤できない場合などは営業時間の短縮なども含めてオーナー側と協議を進める方針です。
大手デパートのうち、「そごう・西武」は営業時間を短縮している店舗を含めて、現状のまま、週末の営業を続ける予定で、このほかのデパートでは夜間や週末の営業をどうするか、検討を急いでいます。
宅配大手 今週末も通常どおり
宅配大手各社は、今週末も、自宅への配達や営業所での受け渡しなどを通常どおり行うことにしています。
このうち、ヤマト運輸は、今週末も配達や集荷の業務を通常どおり行い、各地にある営業所での荷物の受け渡しなども続けるとしています。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、ヤマト運輸では、今月上旬から荷物を届ける際に、利用者が希望すれば、荷物を玄関の前などに置き、受領印やサインを求めない対応を取っていて、こうした措置を当面、継続するとしています。
また、佐川急便も、配達や集荷、営業所の対応を通常どおり行います。各社では、外出を控えて食料品や生活必需品をネット通販で購入する利用者もいることから、配達員の感染予防対策を徹底したうえで、業務を続けることにしています。
NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクは時短営業
東京都などが今週末の不要不急の外出を控えるよう呼びかけたことを受けて、携帯電話大手3社は、都内などの販売店で営業時間を短縮します。
NTTドコモは、東京都内に224店舗あるすべての販売店で26日から営業時間を短縮し、原則として午前10時から午後4時までとします。
営業時間の短縮は来月1日までで、状況しだいで延長も検討するということです。また、店員も通常よりも人数を減らすということです。会社は「お客様にご不便をおかけしますが、ご理解をお願いします」としています。
また、auのKDDIは、27日から今月31日までの間、都内や神奈川県のすべての販売店、およそ300店で営業時間を短縮します。平日は午後6時まで、土日は午後5時までの営業とするということです。
ソフトバンクも傘下の格安携帯電話のブランドも含めて東京都と神奈川県にある合わせて488のすべての店舗について、26日から営業時間を短縮して原則として午後4時までとします。期間は今月31日までですが、状況しだいで延長する可能性もあるということです。
3社とも、外出の自粛を呼びかける自治体が増えた場合、対応を検討するとしています。
ATMは通常どおり稼働
都内に本店のある三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、きらぼし銀行、東日本銀行、東京スター銀行は、銀行の店舗内にあるATM=現金自動預け払い機を通常どおり稼働させることにしています。
2020年3月26日 18時32分 NHK
都内の外出自粛要請 小売店・飲食店・宅配業者などの対応は
東京都などの外出自粛の要請を受けて、東京・渋谷のファッションビルがこの土日を休館とするほか、一部の外食チェーンが都内の店舗の週末の営業時間短縮を決めました。一方、食品などを扱うスーパーやコンビニは、原則として営業を続けることにしています。
このうち、東京・渋谷にある若者向けのファッションビル、「SHIBUYA109」は、東京都の外出の自粛要請を受けて今月28日と29日は休館とすることを決めました。
またファミリーレストラン最大手の「すかいらーくホールディングス」は、都内で深夜営業を行う「ジョナサン」と「ガスト」など合わせて275の店舗でこの週末、営業時間を短縮し、すべて午前0時に閉店します。
一方、スーパーのうち東京、神奈川、埼玉、千葉に店舗があるサミットはこの週末も営業を続けますが今月28日と29日の2日間は午後10時半以降に閉店する107の店舗について営業時間を午後10時に短縮します。
イオンは都内で16店舗を展開している総合スーパーについて、原則としてすべての店舗で通常どおり営業する予定です。
イトーヨーカ堂は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、すでに都内の一部の店舗ではフロアによって、営業時間を短縮していますが、この週末も営業は続ける予定です。
大手コンビニは原則として都内の店舗も、通常どおり営業するとしていますが、従業員が出勤できない場合などは営業時間の短縮なども含めてオーナー側と協議を進める方針です。
大手デパートのうち、「そごう・西武」は営業時間を短縮している店舗を含めて、現状のまま、週末の営業を続ける予定で、このほかのデパートでは夜間や週末の営業をどうするか、検討を急いでいます。
宅配大手 今週末も通常どおり
宅配大手各社は、今週末も、自宅への配達や営業所での受け渡しなどを通常どおり行うことにしています。
このうち、ヤマト運輸は、今週末も配達や集荷の業務を通常どおり行い、各地にある営業所での荷物の受け渡しなども続けるとしています。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、ヤマト運輸では、今月上旬から荷物を届ける際に、利用者が希望すれば、荷物を玄関の前などに置き、受領印やサインを求めない対応を取っていて、こうした措置を当面、継続するとしています。
また、佐川急便も、配達や集荷、営業所の対応を通常どおり行います。各社では、外出を控えて食料品や生活必需品をネット通販で購入する利用者もいることから、配達員の感染予防対策を徹底したうえで、業務を続けることにしています。
NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクは時短営業
東京都などが今週末の不要不急の外出を控えるよう呼びかけたことを受けて、携帯電話大手3社は、都内などの販売店で営業時間を短縮します。
NTTドコモは、東京都内に224店舗あるすべての販売店で26日から営業時間を短縮し、原則として午前10時から午後4時までとします。
営業時間の短縮は来月1日までで、状況しだいで延長も検討するということです。また、店員も通常よりも人数を減らすということです。会社は「お客様にご不便をおかけしますが、ご理解をお願いします」としています。
また、auのKDDIは、27日から今月31日までの間、都内や神奈川県のすべての販売店、およそ300店で営業時間を短縮します。平日は午後6時まで、土日は午後5時までの営業とするということです。
ソフトバンクも傘下の格安携帯電話のブランドも含めて東京都と神奈川県にある合わせて488のすべての店舗について、26日から営業時間を短縮して原則として午後4時までとします。期間は今月31日までですが、状況しだいで延長する可能性もあるということです。
3社とも、外出の自粛を呼びかける自治体が増えた場合、対応を検討するとしています。
ATMは通常どおり稼働
都内に本店のある三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、きらぼし銀行、東日本銀行、東京スター銀行は、銀行の店舗内にあるATM=現金自動預け払い機を通常どおり稼働させることにしています。
2020年3月26日 18時32分 NHK