栃木県那須郡那にある動物テーマパーク「那須どうぶつ王国」で砂漠の天使、スナネコが3月20日に登場します! 姉妹園「神戸どうぶつ王国(兵庫県神戸市)」と同時公開で日本初登場となります。
モフモフちんまり(画像提供:那須どうぶつ王国)
今回公開となるスナネコはアフリカ北部、西アジア、中央アジアなどの岩砂漠に生息する野生のネコちゃん。2020年3月時点で国内の飼育例はなく、日本動物園水族館協会(JAZA)の加盟館としては初の展示になります。
世界最小級の野生ネコちゃんであり、サイズは39センチから57センチ。体重は2キロから3キロです。イエネコとあまり変わらない大きさですね。全体的にもふもふとしており、灼熱(しゃくねつ)の砂から足を守るため、肉球も毛で覆っているのが特徴のひとつ。体毛は砂を思わせる薄い黄色で砂漠に溶け込みます。
那須どうぶつ王国に加わるスナネコちゃんは、オス、メス1頭ずつの2頭。メスの「ジャミール」ちゃんとオスの「シャリフ」くんです。アラビア語でジャミールは「美しい」、シャリフは「気高い」の意味になります。
展示場所は、那須どうぶつ王国正面ゲートからまっすぐ進んだ園内中央に位置する「保全の森」。保全の森では、他に「アムールヤマネコ」や「スバールバルライチョウ」「ニホンライチョウ」「ミヤマオウム」なども飼育展示されています。とにかく愛らしいスナネコちゃん、ぜひ見に行ってそのかわいさを確認してください!
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2003/19/news055.html