岐阜県高山市と下呂市は16日から順次、各市内の小中学生に牛乳を無料で配る。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う小中学校の臨時休校のため、給食で提供するはずだった牛乳を消費し酪農家を支援する狙い。
両市の学校に牛乳を納める飛騨酪農農業協同組合(高山市)によると、3日からの臨時休校の影響で、高山市には20トン、下呂市には7・4トンを出荷できなくなる見込み。乳牛の健康を保つためには毎日搾乳する必要があるため、生産量を抑えるのは難しい。このため、各市が牛乳を買い取り、給食で出される牛乳の数日分に当たる1リットルパックを小学1〜中学2年生計約8300人に1人1本ずつ配る。日程や場所は保護者に知らせ、取りに来てもらう。
両市の学校に牛乳を納める飛騨酪農農業協同組合(高山市)によると、3日からの臨時休校の影響で、高山市には20トン、下呂市には7・4トンを出荷できなくなる見込み。乳牛の健康を保つためには毎日搾乳する必要があるため、生産量を抑えるのは難しい。このため、各市が牛乳を買い取り、給食で出される牛乳の数日分に当たる1リットルパックを小学1〜中学2年生計約8300人に1人1本ずつ配る。日程や場所は保護者に知らせ、取りに来てもらう。