端午の節句(5月5日)に向け、大阪府の指定伝統工芸品「堺五月鯉幟こいのぼり」の制作が堺市西区の工房で最盛期を迎えている。
工房は、全国的にも珍しい手描きこいのぼり専門の「高儀たかぎ」。金太郎が胴の太い真鯉まごいの背にまたがる力強い絵柄で、生地の裁断や顔料による着色など、明治時代からの技法を受け継ぐ。
5月までに、25センチの室内用から約5メートルの屋外用まで7種類、計100セットを仕上げ、百貨店などで販売する。
大阪府伝統工芸士で6代目の高田武史さん(65)は「金太郎の赤には邪気を払う意味がある。子どもたちが新型コロナウイルスの逆風に負けず、力強く育つよう思いを込めた」と筆を走らせていた。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20200314-OYO1T50007/
工房は、全国的にも珍しい手描きこいのぼり専門の「高儀たかぎ」。金太郎が胴の太い真鯉まごいの背にまたがる力強い絵柄で、生地の裁断や顔料による着色など、明治時代からの技法を受け継ぐ。
5月までに、25センチの室内用から約5メートルの屋外用まで7種類、計100セットを仕上げ、百貨店などで販売する。
大阪府伝統工芸士で6代目の高田武史さん(65)は「金太郎の赤には邪気を払う意味がある。子どもたちが新型コロナウイルスの逆風に負けず、力強く育つよう思いを込めた」と筆を走らせていた。
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