“夜のお菓子”というキャッチコピーで親しまれている「うなぎパイ」。同社が1961年に販売をスタートさせ、一家の主が家を空けることが多かった高度経済成長期に「せめて夜には『うなぎパイ』を食べながら団らんの時間を作ってほしい」という願いを込めて、このコピーがつけられた。「夜の〜」といっても精力増強など意味合いはない。また、うなぎの出汁をパウダー状にした「うなぎ粉」が原料に含まれている。
この一報を受け、ツイッターでは「うなぎパイ」がトレンド入り。ヤフーのリアルタイム検索では「春華堂」が上位にランクインするなど、生産ラインの休止はネットユーザーたちの関心を集めた。
SNSには「マジか!?」といった驚きの声や、「うなぎパイ好物だから残念」「好きだからショック。絶対再開してな」といった書き込みが。また、「うなぎパイ大好きなのに〜コロナめ〜」「うなぎパイ生産中止なん!?マジで?コロナめぇえええ!!!」など、コロナウイルスに対する恨み節も目立った。
「うなぎパイ」は地元浜松以外では名古屋市内の店舗や東京の百貨店、一部の空港などでしか販売されておらず、通販は行われていない。「割れやすく発送に不向きなため」というのがその理由だ。今回の停止を受け、多くのネットユーザーが「今こそ通販を解禁してください!」と投稿。同社に対し、SNSを通じて「売上半減が理由なら、割れてもいいから通販してほしい。大好きでも買いに行けないから」「うなぎパイ、今こそ通販を解禁してください!多少割れていても文句なしの期間限定で!」と懇願している。
また、今後の展開として“転売ヤー”の出現を危惧する声も多い。ツイッターには「うなぎパイの高額転売来るぞ」「これでうなぎパイの買い占めが…」「今度はうなぎパイが転売されるのか?」などの投稿も目立っている。
同社のHPによると、製造ラインは休止するが、工場見学やうなぎパイシアターでの製造工程映像の上映、売店営業、うなぎパイカフェは引き続き行われる。
2020年3月13日 15時20分
https://news.livedoor.com/article/detail/17959989/
![【夜の〜】「うなぎパイ」製造ライン停止!品薄恐れネット悲鳴「今こそ通販を解禁して」 ->画像>2枚](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/5/f/5f164_1711_fbd1baf12fc851761584e946da153764.jpg)