日本橋では東京五輪・パラリンピック後、首都高約1・2キロ部分の地下化工事が始まる。切り替えには新たな接続路を確保する必要があり、検討会がトンネル案とKK線の補強案の2案を協議していた。
この結果、補強案ではビルに入居する店舗の一時退去などが必要となるのに対し、最短ルートを通せるトンネル案の方が優位だと判断。トンネルを整備する方針が決まった。
都などによると、トンネル整備には10〜15年ほどが見込まれており、今後、事業費などを精査した上で詳細な計画を策定する。
トンネル新設後、延長約2キロのKK線は役割を終えるため、都の有識者会議で活用策の協議を進める。高架鉄道跡を遊歩道として整備した米ニューヨークの「ハイライン」をモデルにした再開発計画などが検討されているという。
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