岡山県赤磐市のコンビニで近くに住む小林利枝さん(50)が日本刀で刺され死亡した事件で、殺人容疑で送検された夫の自営業芳宜容疑者(51)が事件直前にあったと説明した妻との口論について「なぜ口論になったのか分からない」と供述していることが9日、捜査関係者への取材で分かった。岡山地検は刑事責任能力の有無を調べるため、鑑定留置を裁判所に請求する方針を固めたもようだ。
逮捕当初は「口論になり腹が立った」と供述していた。日本刀で執拗に刺したとされる行為の動機が判然とせず、地検は当時の精神状態を調べるには鑑定留置が必要と判断したとみられる。
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