財務省が9日発表した1月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況を示す経常収支は6123億円の黒字だった。経常黒字は67カ月連続で、前年同月比で6.6%伸びた。日本企業が海外子会社から受け取る配当金の増加などが寄与した。
企業が海外から受け取る配当や利子収入などを示す第1次所得収支は、1兆8476億円の黒字で、前年同月比4.8%増加した。
貿易収支は9851億円の赤字(前年同月は9700億円の赤字)だった。世界経済の減速を背景に、輸出入ともに落ち込んだが、米国向けの自動車や建設用・鉱山用機械など輸出の落ち込みの影響が大きかった。
2020年03月09日11時40分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020030900243&g=eco
企業が海外から受け取る配当や利子収入などを示す第1次所得収支は、1兆8476億円の黒字で、前年同月比4.8%増加した。
貿易収支は9851億円の赤字(前年同月は9700億円の赤字)だった。世界経済の減速を背景に、輸出入ともに落ち込んだが、米国向けの自動車や建設用・鉱山用機械など輸出の落ち込みの影響が大きかった。
2020年03月09日11時40分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020030900243&g=eco