愛媛県の生活協同組合コープえひめは7日から、県内の公立小・中学校が臨時休校したことを受けて、牛乳の消費を促すキャンペーンを始めた。松山市内の5店舗で特設コーナーを設け、25日まで学校用牛乳を販売する。牛乳、乳製品の急激な需要低迷による県内酪農家の減収を防ぐ狙い。
県内の乳業メーカーの牛乳を通常より3割安い1本58円(税別・200ミリリットル)で販売する。仕入れ価格は変えず、消費者が手に取りやすい価格設定にした。
学校給食用牛乳は県内全ての公立小中学校に、日量12万本を供給する。臨時休校の影響で、約400万トン(4〜25日分)の生乳が出荷先を失う見込み。加工原料に回すと取引価格が安くなってしまう。そこで「牛乳を飲んで酪農家さんを応援しよう!」と題してキャンペーンを始めた。
店舗事業部の白井貴裕次長は「児童らにも飲んでもらい、栄養補給や健康維持にもつながれば」と期待する。
同日、松山市のコープえひめ束本店では、400本を販売。手作りのポップや、牛乳を使ったレシピ動画でPRした。市内在住の宮本なごみさん(21)は「生産者のためにと思って買った。消費者の立場で一緒になって乗り越えたい」と取り組みに賛同した。
https://www.agrinews.co.jp/p50236.html
県内の乳業メーカーの牛乳を通常より3割安い1本58円(税別・200ミリリットル)で販売する。仕入れ価格は変えず、消費者が手に取りやすい価格設定にした。
学校給食用牛乳は県内全ての公立小中学校に、日量12万本を供給する。臨時休校の影響で、約400万トン(4〜25日分)の生乳が出荷先を失う見込み。加工原料に回すと取引価格が安くなってしまう。そこで「牛乳を飲んで酪農家さんを応援しよう!」と題してキャンペーンを始めた。
店舗事業部の白井貴裕次長は「児童らにも飲んでもらい、栄養補給や健康維持にもつながれば」と期待する。
同日、松山市のコープえひめ束本店では、400本を販売。手作りのポップや、牛乳を使ったレシピ動画でPRした。市内在住の宮本なごみさん(21)は「生産者のためにと思って買った。消費者の立場で一緒になって乗り越えたい」と取り組みに賛同した。
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