大阪府警は5日、2019年に届け出があった行方不明者は7399人(前年比481人減)で、年代別では10代の1452人が最多だったと発表した。未成年は事件や事故に巻き込まれる危険性が高く、11月には小学6年の女児(12)がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で知り合った男に栃木県まで連れ去られる誘拐事件も発生。府警は全国の警察と連携し、早期の発見・保護に力を入れている。
府警によると、10代に次いで多かったのは、80代以上の1295人。20代の1226人、70代の1191人が続く。これに対し、18年以前に行方不明届が出た人も含め、19年に見つかったのは6409人。死亡が確認されたのは209人で、家族らが届け出を取り下げるなどしたのは677人だった。
広域に移動 連れ去りも
「遊びに行ってくる。今日は帰らない」
府内に住む中学1年の女子生徒は家族にこう言い残し、3日たっても帰宅しなかった。心配した母親が最寄りの署に相談し、府警は携帯電話の位置情報をもとに京都府警に協力を依頼。16時間後、京都市内の駅でSNSで知り合った男といた女子生徒が見つかった。
府警によると、4〜12月に未成年者誘拐容疑で逮捕した事件は5件。いずれもSNSやオンラインゲームで知り合った男と一緒で、高知や島根など府外に連れ去られたケースもあった。一方で、東北地方からいなくな大阪府警は5日、2019年に届け出があった行方不明者は7399人(前年比481人減)で、年代別では10代の1452人が最多だったと発表した。未成年は事件や事故に巻き込まれる危険性が高く、11月には小学6年の女児(12)がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で知り合った男に栃木県まで連れ去られる誘拐事件も発生。府警は全国の警察と連携し、早期の発見・保護に力を入れている。
府警によると、10代に次いで多かったのは、80代以上の1295人。20代の1226人、70代の1191人が続く。これに対し、18年以前に行方不明届が出た人も含め、19年に見つかったのは6409人。死亡が確認されたのは209人で、家族らが届け出を取り下げるなどしたのは677人だった。
広域に移動 連れ去りも
「遊びに行ってくる。今日は帰らない」
府内に住む中学1年の女子生徒は家族にこう言い残し、3日たっても帰宅しなかった。心配した母親が最寄りの署に相談し、府警は携帯電話の位置情報をもとに京都府警に協力を依頼。16時間後、京都市内の駅でSNSで知り合った男といた女子生徒が見つかった。
府警によると、4〜12月に未成年者誘拐容疑で逮捕した事件は5件。いずれもSNSやオンラインゲームで知り合った男と一緒で、高知や島根など府外に連れ去られたケースもあった。一方で、東北地方からいなくなった女子高校生が夜行バスで大阪へ向かったとの一報を受け、府警の捜査員がバスターミナルで待ち受けて無事に保護したこともあった。
小林俊夫・人身安全対策室長は「行方不明者は広域に移動していることが多く、他府県警との協力が重要」と指摘。「事件性や自殺などの危険性を見極め、緊張感を持って適切に対応したい」と述べた。【安元久美子】
った女子高校生が夜行バスで大阪へ向かったとの一報を受け、府警の捜査員がバスターミナルで待ち受けて無事に保護したこともあった。
小林俊夫・人身安全対策室長は「行方不明者は広域に移動していることが多く、他府県警との協力が重要」と指摘。「事件性や自殺などの危険性を見極め、緊張感を持って適切に対応したい」と述べた。【安元久美子】
最終更新 3月8日 10時59分
https://mainichi.jp/articles/20200308/k00/00m/040/075000c
府警によると、10代に次いで多かったのは、80代以上の1295人。20代の1226人、70代の1191人が続く。これに対し、18年以前に行方不明届が出た人も含め、19年に見つかったのは6409人。死亡が確認されたのは209人で、家族らが届け出を取り下げるなどしたのは677人だった。
広域に移動 連れ去りも
「遊びに行ってくる。今日は帰らない」
府内に住む中学1年の女子生徒は家族にこう言い残し、3日たっても帰宅しなかった。心配した母親が最寄りの署に相談し、府警は携帯電話の位置情報をもとに京都府警に協力を依頼。16時間後、京都市内の駅でSNSで知り合った男といた女子生徒が見つかった。
府警によると、4〜12月に未成年者誘拐容疑で逮捕した事件は5件。いずれもSNSやオンラインゲームで知り合った男と一緒で、高知や島根など府外に連れ去られたケースもあった。一方で、東北地方からいなくな大阪府警は5日、2019年に届け出があった行方不明者は7399人(前年比481人減)で、年代別では10代の1452人が最多だったと発表した。未成年は事件や事故に巻き込まれる危険性が高く、11月には小学6年の女児(12)がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で知り合った男に栃木県まで連れ去られる誘拐事件も発生。府警は全国の警察と連携し、早期の発見・保護に力を入れている。
府警によると、10代に次いで多かったのは、80代以上の1295人。20代の1226人、70代の1191人が続く。これに対し、18年以前に行方不明届が出た人も含め、19年に見つかったのは6409人。死亡が確認されたのは209人で、家族らが届け出を取り下げるなどしたのは677人だった。
広域に移動 連れ去りも
「遊びに行ってくる。今日は帰らない」
府内に住む中学1年の女子生徒は家族にこう言い残し、3日たっても帰宅しなかった。心配した母親が最寄りの署に相談し、府警は携帯電話の位置情報をもとに京都府警に協力を依頼。16時間後、京都市内の駅でSNSで知り合った男といた女子生徒が見つかった。
府警によると、4〜12月に未成年者誘拐容疑で逮捕した事件は5件。いずれもSNSやオンラインゲームで知り合った男と一緒で、高知や島根など府外に連れ去られたケースもあった。一方で、東北地方からいなくなった女子高校生が夜行バスで大阪へ向かったとの一報を受け、府警の捜査員がバスターミナルで待ち受けて無事に保護したこともあった。
小林俊夫・人身安全対策室長は「行方不明者は広域に移動していることが多く、他府県警との協力が重要」と指摘。「事件性や自殺などの危険性を見極め、緊張感を持って適切に対応したい」と述べた。【安元久美子】
った女子高校生が夜行バスで大阪へ向かったとの一報を受け、府警の捜査員がバスターミナルで待ち受けて無事に保護したこともあった。
小林俊夫・人身安全対策室長は「行方不明者は広域に移動していることが多く、他府県警との協力が重要」と指摘。「事件性や自殺などの危険性を見極め、緊張感を持って適切に対応したい」と述べた。【安元久美子】
最終更新 3月8日 10時59分
https://mainichi.jp/articles/20200308/k00/00m/040/075000c