※夜の政治
「予算審議中に検察が家宅捜索するのは異例だ」――。ベテラン自民党議員からは驚きの声が漏れたという。自民党の河井克行前法相(56)の妻、案里参院議員(46)=広島選挙区=の陣営をめぐる選挙違反事件で、広島地検特別刑事部が3日、公選法違反(運動員買収)容疑で案里氏の公設秘書や克行氏の政策秘書ら3人を逮捕した。
…略
「予算委開会中に現職の与党国会議員の議員会館事務所を家宅捜索したわけです。しかも、克行氏は前法務相ですよ。当然、広島地検が単独で判断できるわけもなく、稲田検事総長がGOサインを出したということ。秘書の逮捕だけで終わるはずがなく、さらに言えば、これは強引な法解釈で黒川弘務・東京高検検事長の定年を延長した官邸に対する検察の揺さぶりと言っていい」
検察はなぜ、そこまで強気に出られるのか。カギは参院選前に自民党本部から克行、案里両氏がそれぞれ代表を務める政党支部に振り込まれた1億5000万円のカネの流れの行方だという。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/269972
河井案里参院議員の選挙違反事件 検察の本丸は安倍首相か
公開日:2020/03/05 06:00 更新日:2020/03/05 06:00
参考記事)
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2019/12/01/post-2358.html
安倍首相"史上最長"を可能にした「検察の不正義」
2019年12月 1日号 サンデー毎日
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3917834.html
検事長定年延長問題、自民・石破氏「国民が納得できなければ」