<イギリスは新型コロナウイルスの感染者が50人を突破したところだが、まだ首相が冗談を言う余裕があるようだ>
イギリスのボリス・ジョンソン首相は、新型コロナウイルスに感染した患者たちとも握手をした、と豪語して失笑を買った。
3月3日、イギリスでも感染例が出始めた新型ウイルスについての記者会見の席だ。
今後世界で感染が拡大していったとしても、面会する人たちとの握手を続けるつもりだという。
新型ウイルスに怯える国民を安心させようと思ったらしい。
「先日の夜、私は病院を訪れた。そこには新型コロナウイルスに感染した患者が数人いたと思うが、私はそこにいる全員と握手をした。そして、これからも握手を続けるつもりだ」と、ジョンソンは言った。
「一般の人は自分で判断すれば良いが、科学的なエビデンス(証拠)としては、手洗いが非常に重要だ」
ジョンソンがいくら握手に固執しようと、世界では、新型ウイルスに対する予防策として、握手やキスをしなくなっている。
<足の握手も流行>
ネットに出回っている動画では、手の代わりに足を合わせて挨拶をする人々の様子が映っている。
この動作は、新型コロナウイルスの発生源となった中国の都市にちなんで「ウーハン(武漢)シェイク」と呼ばれている。
マット・ハンコック英保健相が3月3日に発表したところによると、イギリスでは感染者が51人に達した。
ここから「非常に顕著に」増加する恐れがあると、ジョンソンは警告する。
「今後数週間、数カ月の間に、我々が困難に直面する可能性のほうが、そうならない可能性よりもかなり高い」と、ジョンソンは言う。イギリスは「素晴らしいNHS(国民健康保険制度)によって、十分な準備ができている」とも。
さらに翌3日には、イギリスのマット・ハンコック保健相が、同国内の感染者数が51名に達したと報告したと、BBCが伝えている。
新型コロナウイルスの感染者数は全世界で9万2700名を超え、死者数は3155名に達した。
世界保健機関(WHO)は、現在の状況についてパンデミック(世界的大流行)だとは宣告していないが、世界は「未知の領域に入った」」との判断を示している。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200304-00010001-newsweek-int
イギリスのボリス・ジョンソン首相は、新型コロナウイルスに感染した患者たちとも握手をした、と豪語して失笑を買った。
3月3日、イギリスでも感染例が出始めた新型ウイルスについての記者会見の席だ。
今後世界で感染が拡大していったとしても、面会する人たちとの握手を続けるつもりだという。
新型ウイルスに怯える国民を安心させようと思ったらしい。
「先日の夜、私は病院を訪れた。そこには新型コロナウイルスに感染した患者が数人いたと思うが、私はそこにいる全員と握手をした。そして、これからも握手を続けるつもりだ」と、ジョンソンは言った。
「一般の人は自分で判断すれば良いが、科学的なエビデンス(証拠)としては、手洗いが非常に重要だ」
ジョンソンがいくら握手に固執しようと、世界では、新型ウイルスに対する予防策として、握手やキスをしなくなっている。
<足の握手も流行>
ネットに出回っている動画では、手の代わりに足を合わせて挨拶をする人々の様子が映っている。
この動作は、新型コロナウイルスの発生源となった中国の都市にちなんで「ウーハン(武漢)シェイク」と呼ばれている。
マット・ハンコック英保健相が3月3日に発表したところによると、イギリスでは感染者が51人に達した。
ここから「非常に顕著に」増加する恐れがあると、ジョンソンは警告する。
「今後数週間、数カ月の間に、我々が困難に直面する可能性のほうが、そうならない可能性よりもかなり高い」と、ジョンソンは言う。イギリスは「素晴らしいNHS(国民健康保険制度)によって、十分な準備ができている」とも。
さらに翌3日には、イギリスのマット・ハンコック保健相が、同国内の感染者数が51名に達したと報告したと、BBCが伝えている。
新型コロナウイルスの感染者数は全世界で9万2700名を超え、死者数は3155名に達した。
世界保健機関(WHO)は、現在の状況についてパンデミック(世界的大流行)だとは宣告していないが、世界は「未知の領域に入った」」との判断を示している。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200304-00010001-newsweek-int