東京・池袋のホテルで女性を殺害した嘱託殺人の罪に問われている男に対し、検察側は懲役7年を求刑しました。
北島瑞樹被告(22)は去年9月、池袋のホテルで36歳の女性の首を絞めて殺害した嘱託殺人の罪に問われています。27日の裁判では遺族の陳述書が読み上げられ、「被告は娘の命と未来を奪ったことを本当に理解しているとは思えない」「できるだけ重い刑を科してほしい」とする心情が明かされました。検察側は「被告はツイッターで自殺志願者を無差別に狙った」「強固な殺意に基づく危険で悪質な犯行」などと指摘して懲役7年を求刑しました。一方、弁護側は保護観察の付いた刑の執行猶予を求めました。北島被告は最後に「どのような判決になっても自分の人生を懸けて償っていく方法を考えていきたい」と述べました。判決は4月6日に言い渡される予定です。
[2020/02/27 15:28]
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