あおり運転の会社役員を再逮捕
02月19日 09時10分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20200219/3030005822.html
茨城県や愛知県の高速道路であおり運転をしたなどとして起訴された会社役員について、警察は去年、浜松市の新東名高速道路でもあおり運転をして女性にけがをさせたとして、危険運転傷害と威力業務妨害の疑いで再逮捕しました。
警察によりますと、宮崎容疑者は、容疑を否認しているということです。
再逮捕されたのは茨城県や愛知県の高速道路であおり運転をしたなどとして起訴された、大阪・東住吉区の会社役員、宮崎文夫容疑者(44)です。
宮崎容疑者は、去年6月、浜松市の新東名高速道路であおり運転をしてトラックの前に割り込み急ブレーキをかけて追突事故を起こさせ、同乗していた51歳の女性にけがをさせたとして危険運転傷害と威力業務妨害の疑いが持たれています。
警察によりますと、「覚えていない」などと話し、容疑を否認しているということです。
この事件で、警察は当初、トラックの運転手の前方不注意とみて過失運転傷害の疑いで書類送検しましたが、ドライブレコーダーの映像などから、宮崎容疑者が事故の直前、あおり運転をしていたことがわかったということです。
宮崎容疑者は、静岡市清水区の国道1号線でも後ろの車の前に急に割り込むなどのあおり運転をした疑いがもたれています。
宮崎容疑者のあおり運転は、これで3つの県で事件化されることになり、各地であおり運転を繰り返したいきさつについて警察が解明を進めています。