子どもたちに無料や低額で食事を提供する「子ども食堂」のニーズが高まる一方で、開催場所の確保が課題となっている埼玉県で、18日、予約の入っていない葬儀場を利用して「子ども食堂」が開かれました。
子ども食堂が開かれたのは、埼玉県富士見市の葬儀場で18日は夕方から地元の親子連れなどおよそ20人が集まり、ボランティアによる楽器の演奏を聴いたり、カレーライスを食べたりして過ごしました。
埼玉県内の子ども食堂はこの2年ほどの間におよそ3倍の200件あまりにまで増え、ニーズが高まる一方で、調理や飲食ができる一定のスペースが必要なため、場所の確保が課題となっていて、県が地域の企業などに空きスペースの提供を呼びかけています。
こうした中、富士見市の葬儀場が通夜などの利用がない「友引」の前日にスペースを提供し、去年10月から2か月に1度、子ども食堂が開かれているということです。
葬儀場の運営会社の長谷川誠支社長は「葬儀場は敬遠されがちな場所ですが地域に貢献できてうれしい」と話していました。
子ども食堂を開いた名取直子さんは「葬儀場で食堂を開くのはドキドキしましたが、調理場もあってとてもありがたいです」と話していました。
2020年2月19日 6時28分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200219/k10012291231000.html
子ども食堂が開かれたのは、埼玉県富士見市の葬儀場で18日は夕方から地元の親子連れなどおよそ20人が集まり、ボランティアによる楽器の演奏を聴いたり、カレーライスを食べたりして過ごしました。
埼玉県内の子ども食堂はこの2年ほどの間におよそ3倍の200件あまりにまで増え、ニーズが高まる一方で、調理や飲食ができる一定のスペースが必要なため、場所の確保が課題となっていて、県が地域の企業などに空きスペースの提供を呼びかけています。
こうした中、富士見市の葬儀場が通夜などの利用がない「友引」の前日にスペースを提供し、去年10月から2か月に1度、子ども食堂が開かれているということです。
葬儀場の運営会社の長谷川誠支社長は「葬儀場は敬遠されがちな場所ですが地域に貢献できてうれしい」と話していました。
子ども食堂を開いた名取直子さんは「葬儀場で食堂を開くのはドキドキしましたが、調理場もあってとてもありがたいです」と話していました。
2020年2月19日 6時28分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200219/k10012291231000.html