中国の国家インターネット情報弁公室は17日までに、香港フェニックステレビ傘下のニュースサイトやアプリが「低俗な情報」を流したとして厳格に指導したと発表した。関係者によると、新型肺炎に関する報道を問題視したとみられる。初動の遅れなどへの批判が高まる中、習近平指導部はメディアへの統制を強めている。
同弁公室の指示を受けた北京市インターネット情報弁公室が14日、サイトやアプリが「規範に合わないソースによるニュースや、低俗な情報を流し続けている」として運営元の責任者を指導。
早期に肺炎発生を警告した医師が当局に処罰され、自身も感染して7日に死去したことを受け、言論統制への批判が高まった。フェニックステレビは最近、医師の人柄や、多くの人が献花する様子を報じた。(共同)
2020.2.17
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200217/for2002170008-n1.html