★夜の政治
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20200217/k00/00m/010/276000c
れいわ、衆院選1次公認に首都圏7人 立憲などと競合「5%への消費減税」迫る
れいわ新選組は17日、次期衆院選の第1次公認候補予定者を発表した。東京、埼玉、千葉の3都県の7小選挙区7人で、うち6選挙区で立憲民主党、国民民主党の公認予定者と競合する。れいわは野党共闘の条件として「消費税5%への減税」を他党に迫っており、山本太郎代表は記者会見で「(条件をのまなければ)どの選挙区で誰にかぶろうと、立てたいところに立てる」とけん制した。
7人は元民主党衆院議員の櫛渕万里氏(東京22区)と太田和美氏(千葉8区)や、新人で元格闘家の田島剛氏(埼玉2区)ら。昨夏の参院選で得票の多かった地域を選んだとみられる。18日以降に北海道、静岡、愛知両県などでも発表し、1次公認は計13人になる見通し。
山本氏は「消費税5%」を野党の共通政策にできなければ、最大100人を擁立すると表明。難色を示す立憲の枝野幸男代表の埼玉5区にも公認を立てる構えを示していた。今回、埼玉5区は含まれなかったが、櫛渕氏の東京22区は立憲の山花郁夫・党憲法調査会長の選挙区。山本氏は会見で「5%に早めに答えをいただかないと、(選挙区調整)交渉は難しくなっていくだろう」と述べた。
立憲の福山哲郎幹事長は17日、「半年以上前から、山本氏に『一度話し合いの機会を』と話しているが、一切返事もない状況で返答しようがない」と記者団に述べるにとどめた。【浜中慎哉】
2020年2月17日 20時47分(最終更新 2月17日 21時21分)
毎日新聞