ザリガニを使った料理の試食会
http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20200131/1090006317.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
大正天皇即位の礼の祝宴でもスープとしてふるまわれた、ザリガニを使った料理の試食会が
31日、那珂川町のホテルで行われました。
この試食会は、大正天皇即位の礼の祝宴でふるまわれたニホンザリガニを使ったポタージュスープが、
去年、日光市のホテルで再現されたのをきっかけに、県内で捕れたザリガニを高級食材として広めたいと
地元の文化を研究する団体などが開きました。
会場となった那珂川町のホテルには、町の関係者やザリガニの下処理を担当した
県立馬頭高校水産科の生徒などおよそ60人が集まり、県内でフレンチレストランを経営する
シェフなど3人が、地元で捕れたザリガニを使った料理をふるまいました。
メニューは、ザリガニの身が入ったポタージュスープのほか、サラダやフリットなど5品で、
参加者はひとつひとつ試食してザリガニの風味をじっくり味わっていました。
スープを試食した馬頭高校水産科2年の女子生徒は
「とても濃厚で、身もプリプリしていました。自分たちが下処理をしたザリガニが
こんなにおいしくなってうれしいです」と話していました。
試食会を主催した団体の堀彰一郎さんは
「最初は負のイメージがあったと思うが、おいしく食べてもらえた。
那珂川町を生産拠点として、特別な食材として裾野を広げていきたい」と話しています。
01/31 18:24