滋賀県米原市は、国の天然記念物イヌワシの幼鳥の?製の作製を進めている。昨年7月に伊吹山で衰弱しているのが見つかり保護したが、2日後に死んだ。幼鳥の?製は全国的に珍しいという。今年3月末までに完成させ、伊吹山文化資料館(米原市春照)で展示する。
イヌワシの全国の推定個体は約500羽。伊吹山には現在、雌雄1組が生息しているがほとんど繁殖に成功しておらず、昨年、約15年ぶりに誕生が確認されたのが今回の幼鳥だった。
通常、イヌワシの幼鳥は5月末〜6月に巣立ちをするが、米原市によると、?製にする幼鳥は7月に巣立って親鳥と飛んでいるのが目撃されていた。約2週間後に伊吹山中でうずくまっているところを保護された。
イヌワシの?製は、福井県や石川県の博物館など全国6カ所で展示されているが、幼鳥の?製はほとんどなく調査研究資料としても貴重だという。
伊吹山文化資料館では常設展示を予定しており、市は「地元小学校などの学習に役立ててもらい、市内外の人に伊吹山の豊かな自然を知ってほしい」としている。
1/25(土) 18:27
京都新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200125-00237771-kyt-soci
イヌワシの全国の推定個体は約500羽。伊吹山には現在、雌雄1組が生息しているがほとんど繁殖に成功しておらず、昨年、約15年ぶりに誕生が確認されたのが今回の幼鳥だった。
通常、イヌワシの幼鳥は5月末〜6月に巣立ちをするが、米原市によると、?製にする幼鳥は7月に巣立って親鳥と飛んでいるのが目撃されていた。約2週間後に伊吹山中でうずくまっているところを保護された。
イヌワシの?製は、福井県や石川県の博物館など全国6カ所で展示されているが、幼鳥の?製はほとんどなく調査研究資料としても貴重だという。
伊吹山文化資料館では常設展示を予定しており、市は「地元小学校などの学習に役立ててもらい、市内外の人に伊吹山の豊かな自然を知ってほしい」としている。
1/25(土) 18:27
京都新聞
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