2020年1月11日 8時3分
読売新聞オンライン
島根県大田市の男性(38)が元日に落とした小学生の子ども2人へのお年玉入りポチ袋が9日、無事に手元に戻ってきた。
男性と小学4年の長男のおみくじは、ともに「大吉」で、「失(う)せもの見つかる」(長男)、「家庭円満」(男性)と書かれていたといい、男性は「いい年になりそう」と喜んでいる。
拾ったのは、大田市職員の飯森瑞騎さん(28)。1日午前11時頃、出雲市のスーパーの駐車場に落ちていたという。ポチ袋の表に丁寧な字で「今年も、勉強に、サッカーに、遊びに…色々といそがしいだろうけど、頑張ってね! 応援してるよ! お父さん、お母さんより」などと書かれており、飯森さんはツイッターに写真入りで掲載。落とし主を捜しており、大田署に届け出た。
男性は1日に、長男と小学1年の長女らと同スーパーを訪れていた。紛失に気づき捜していたところ、飯森さんが拾ったことを報道で知った親類から8日に連絡を受けたという。
9日、飯森さんと大田署で顔を合わせた男性は感謝を伝え、「おみくじ通りになった。やっと子どもに渡すことができる」と笑顔をみせた。飯森さんは「僕にも福がくるかも」と話していた。
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/17648803/