新潟県十日町市の新年の風物詩「節季市」が10日から始まるのを前に、縁起物の「ちんころ」の制作が、同市高山の障がい福祉サービス事業所「エンゼル妻有」で進められている。
「かわいい子犬」を意味するちんころは、しんこ(米粉)を練って食紅で色づけして作られる細工物で、江戸時代から続く節季市の名物として親しまれている。犬や猫、ウサギなどの定番のほか、その年の干支(えと)も人気を集める。
エンゼル妻有では20年前から、通所者とボランティアらが協力してちんころ作りに取り組んできた。7日は、10人ほどが集まり、色とりどりのかわいらしいちんころを次々とこしらえた。今年は、10日の初市までに600から700個の完成を目標にしている。
15年前からボランティアとして参加する、同市安養寺の女性(81)は「乾燥してひびが入らないように表面を滑らかにこねるのが大切。一つ一つ表情や色合いが違うので、楽しんで選んでほしい」と話していた。
節季市は10、15、20、25日の4回、午前9時から同市諏訪町で開かれる。ちんころは一つ300円ほどで販売され、例年、午前中には売り切れるという。
2020/01/09 14:05
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20200109517589.html
「かわいい子犬」を意味するちんころは、しんこ(米粉)を練って食紅で色づけして作られる細工物で、江戸時代から続く節季市の名物として親しまれている。犬や猫、ウサギなどの定番のほか、その年の干支(えと)も人気を集める。
エンゼル妻有では20年前から、通所者とボランティアらが協力してちんころ作りに取り組んできた。7日は、10人ほどが集まり、色とりどりのかわいらしいちんころを次々とこしらえた。今年は、10日の初市までに600から700個の完成を目標にしている。
15年前からボランティアとして参加する、同市安養寺の女性(81)は「乾燥してひびが入らないように表面を滑らかにこねるのが大切。一つ一つ表情や色合いが違うので、楽しんで選んでほしい」と話していた。
節季市は10、15、20、25日の4回、午前9時から同市諏訪町で開かれる。ちんころは一つ300円ほどで販売され、例年、午前中には売り切れるという。
2020/01/09 14:05
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