登録は、県内に住みボランティアで引き受けることなどが条件となる。2019年9月末時点で47個人、4団体、3自治体(南陽市、西川町、庄内町)が活動。県開催の情報交換会に出席し、「縁結びたい」のメンバー同士でふさわしい相手探しに努めている。
県子育て支援課によると、活動は13年9月に始まり、成婚報告数は13年度ゼロ、14年度7組、15年度15組だった。16年度は最多となる35組を数え、17年度32組、18年度31組と3年連続で30組を超えている。19年度は9月末時点で16組で、累計136組となった。
具体的な活動は、(1)月1回程度の情報交換会(2)仲人活動のスキルアップ研修会(3)結婚相談会の開催(4)ワークセミナーと実践研修による結婚塾(5)親対象の婚活交流会―の五つの活動に取り組んでいる。
(2)は「縁結びたい」で実績がある先輩が、仲人としての心構えや昨今の婚活事情などを新人登録者に伝える。(4)はデートなどで効果的に役立ててもらうため、その道のプロから男女に求められる服装や身だしなみなどを学ぶ。
県は毎年、成婚実績が3組以上の個人、団体に知事感謝状を贈り表彰している。同課は活動の浸透が成婚につながっているとし「希望に添った出会いを支援できるよう、力を入れていきたい」としている。
2020年01月01日 11:16 山形新聞
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