【議員秘書に記事を書かれる↓】#森裕子🌸メン 一般人の住所をネットで公開 自著でも一般人の名前を勝手に公表し危険に晒す
※抜粋記事です
2019.12.18
国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。
「はぁー。閉会中も委員会が行われるなんて……勘弁してくれだよ」
このスタッフたちによると、桜を見る会については、やっぱり官僚たちも困っているそうです。早い段階で菅義偉官房長官が「名簿はない!」と明言してしまったため、官僚たちはその発言を踏襲するしかないんですね。それが官僚の世界なんです。ある官僚は、こんなふうにこぼしていました。
「陰ではみんなが『あんな言い訳、通用するわけがない』って言っているけど、官房長官の発言に忖度しないとだから」
ここでも忖度なんですね。それで、「名簿はない」ことにしているようです。 なぜ最初から率直に不適切な部分を詫びて、改善を約束できないのでしょう。国民もあきれているし、国会女子たちも与野党を問わずヤキモキしながら菅官房長官をはじめとする関係者の答弁を聞いています。
森裕子議員は仕事が雑すぎる?
桜を見る会の追及メンバーの1人である森裕子参議院議員については、台風襲来の前夜に質問通告を遅らせた問題で、逆に世間から追及されたことは記憶に新しいところです。
この件で、森議員がのちに公開した質問通告に個人情報がそのまま掲載されていたことについて、日本維新の会は森議員を名指しで批判しています。「公開は国会議員としてあるまじき行為なので懲罰委員会にかけるべきである」ということです。
不特定多数の人が閲覧できるインターネット上に個人の住所をさらすなんて、言語道断ですよね。しかも、森議員は言い訳ばかりで謝罪していません。これでは、桜を見る会問題における安倍晋三首相や菅官房長官の答弁と同じです。以前も書きましたが、森議員は人情深く正義感の塊のような議員です。弱者救済を政策の軸に据えて、長年活動されてきました。今回の件は、ただ雑だったということに尽きます。危機管理能力がないというか、細かい点に関心がないのかなと思います。
少し前ですが、森議員は自著『検察の罠 小沢一郎抹殺計画の真相』(日本文芸社、2012年)でも問題を起こしています。小沢一郎議員の秘書を経て衆議院議員になった石川知裕議員(当時)の秘書の名を本人の了解もなく書いて、本人から厳重な抗議を受けているのです。
石川議員は小沢議員の資金管理団体である陸山会の問題をめぐって2010年に政治資金規正法違反容疑で逮捕され、のちに執行猶予付きの有罪判決を受けてしまいます。当時、検察のターゲットは小沢議員で、関係者を逮捕して外堀を埋めていたときでした。
そんな大変なときに本に実名を書かれるなんて、お気の毒すぎます。周囲に迷惑がかからないように、取り調べの可視化についての講演を行った院内集会でも名を明かしていなかったのに、まさか国会議員からバラされるなんて……。神澤なら死んでいますね。国会女子たちはみんな戦慄していました。
この2つの件からわかるように、森議員は細かいことは気にしない大雑把な性格なのだと思われます。だからといって、許されるわけではないですよ。ボスが大雑把なら、秘書が細やかに気を遣い、今回のようなことが起きないように注意すべきなのですが、森議員も議員歴が長くなり、秘書のありがたさを忘れてしまったのかもしれません。いつの間にか森議員に意見できる秘書がいなくなり、事務所にはイエスマンの秘書しかいないようです。
森議員は気さくな人柄で人気があります。だからこそ、3年前の参議院議員選挙では僅差で自民党の候補者を破り、1人区の新潟選挙区で当選したのです。「3期目の慢心」と言われないように、今一度周囲のスタッフへの感謝の気持ちを思い出し、令和2年は雑な仕事で追及を受けないようにがんばってほしいです。
(文=神澤志万/国会議員秘書)
(詳しくはこちらへ)
https://biz-journal.jp/2019/12/post_133422.html
※抜粋記事です
2019.12.18
国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。
「はぁー。閉会中も委員会が行われるなんて……勘弁してくれだよ」
このスタッフたちによると、桜を見る会については、やっぱり官僚たちも困っているそうです。早い段階で菅義偉官房長官が「名簿はない!」と明言してしまったため、官僚たちはその発言を踏襲するしかないんですね。それが官僚の世界なんです。ある官僚は、こんなふうにこぼしていました。
「陰ではみんなが『あんな言い訳、通用するわけがない』って言っているけど、官房長官の発言に忖度しないとだから」
ここでも忖度なんですね。それで、「名簿はない」ことにしているようです。 なぜ最初から率直に不適切な部分を詫びて、改善を約束できないのでしょう。国民もあきれているし、国会女子たちも与野党を問わずヤキモキしながら菅官房長官をはじめとする関係者の答弁を聞いています。
森裕子議員は仕事が雑すぎる?
桜を見る会の追及メンバーの1人である森裕子参議院議員については、台風襲来の前夜に質問通告を遅らせた問題で、逆に世間から追及されたことは記憶に新しいところです。
この件で、森議員がのちに公開した質問通告に個人情報がそのまま掲載されていたことについて、日本維新の会は森議員を名指しで批判しています。「公開は国会議員としてあるまじき行為なので懲罰委員会にかけるべきである」ということです。
不特定多数の人が閲覧できるインターネット上に個人の住所をさらすなんて、言語道断ですよね。しかも、森議員は言い訳ばかりで謝罪していません。これでは、桜を見る会問題における安倍晋三首相や菅官房長官の答弁と同じです。以前も書きましたが、森議員は人情深く正義感の塊のような議員です。弱者救済を政策の軸に据えて、長年活動されてきました。今回の件は、ただ雑だったということに尽きます。危機管理能力がないというか、細かい点に関心がないのかなと思います。
少し前ですが、森議員は自著『検察の罠 小沢一郎抹殺計画の真相』(日本文芸社、2012年)でも問題を起こしています。小沢一郎議員の秘書を経て衆議院議員になった石川知裕議員(当時)の秘書の名を本人の了解もなく書いて、本人から厳重な抗議を受けているのです。
石川議員は小沢議員の資金管理団体である陸山会の問題をめぐって2010年に政治資金規正法違反容疑で逮捕され、のちに執行猶予付きの有罪判決を受けてしまいます。当時、検察のターゲットは小沢議員で、関係者を逮捕して外堀を埋めていたときでした。
そんな大変なときに本に実名を書かれるなんて、お気の毒すぎます。周囲に迷惑がかからないように、取り調べの可視化についての講演を行った院内集会でも名を明かしていなかったのに、まさか国会議員からバラされるなんて……。神澤なら死んでいますね。国会女子たちはみんな戦慄していました。
この2つの件からわかるように、森議員は細かいことは気にしない大雑把な性格なのだと思われます。だからといって、許されるわけではないですよ。ボスが大雑把なら、秘書が細やかに気を遣い、今回のようなことが起きないように注意すべきなのですが、森議員も議員歴が長くなり、秘書のありがたさを忘れてしまったのかもしれません。いつの間にか森議員に意見できる秘書がいなくなり、事務所にはイエスマンの秘書しかいないようです。
森議員は気さくな人柄で人気があります。だからこそ、3年前の参議院議員選挙では僅差で自民党の候補者を破り、1人区の新潟選挙区で当選したのです。「3期目の慢心」と言われないように、今一度周囲のスタッフへの感謝の気持ちを思い出し、令和2年は雑な仕事で追及を受けないようにがんばってほしいです。
(文=神澤志万/国会議員秘書)
(詳しくはこちらへ)
https://biz-journal.jp/2019/12/post_133422.html