NHKの集金名簿をもとに、高齢者からキャッシュカードを盗んだ罪に問われている男。初公判で起訴内容を認めました。
名古屋市昭和区の会社社長・藤井亮佑被告(29)は、別の男(21)と共謀の上、今年9月警察官に成り済まして愛知県春日井市の80代の女性からキャッシュカード1枚を盗んだ罪に問われています。
捜査関係者によりますと、藤井被告の会社はNHKから受信料の集金業務を委託されていて、共謀した別の男が名簿の情報をもらい、実際に高齢者の自宅を訪問して犯行に及んだとみられています。
19日の初公判で藤井被告は起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述で、検察側は藤井被告について「NHKから渡されていた端末から、単身の高齢女性の名前や住所などを共謀した男に伝えていた。見返りに詐欺で得た金額の2割を受け取る約束をしていた」と指摘しました。
12/19(木) 19:11配信
東海テレビ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191219-00025886-tokaiv-l23